キューブ型のチョコレートのような住宅


コンクリートの門をくぐると、お皿に載った建物が見えます。

どこか、スケール感覚が崩れたお皿にキューブのチョコレートが載っている感じ、をイメージしました。

まず。円形の階段を上がり、「お皿」に載ります。そこから桜の庭を眺めながら玄関入口へと入っていきます。

入ると1階はLDKです。壁は外壁と同じ色が続き、居間や畳の小上がりからお皿の縁越しに庭を眺めることができます。

建物の隅が三角形に吹き抜け、トップライトから光が入り込みます。天井は、2階が45°平面的に回転した四角形が入れ子状になっている形が感じられます。

2階の部屋には外壁に窓は無くトップライトで採光を取る。部屋の壁の窓を開けると、1階の吹き抜けと繋がります。

概要
作品名 高の原の家
ジャンル 一軒家 , 自宅
所在地 奈良県
延床面積 76.3㎡(23坪)
藤原 慎太郎/室 喜夫

藤原慎太郎/室喜夫|ふじわら・しんたろう/むろ・よしお|藤原・室建築設計事務所

1点ものの建物を実現します